沖縄在来のドングリの木
本土の公園に行くと多くの場所でドングリの木が植えられています。それらの公園では、季節が秋になると地面いっぱいにドングリの実を落とします。大阪府千里東町公園に行った時のことです。近くにちびっ子たちもいましたが、“ドングリはもう飽きた“のか、ドングリには見向きもしない一方、大の大人である自分が無心にドングリ拾いをしたことがあります(2015年10月23日)。

植物のブナ科の果実を一般的にドングリと言います。沖縄諸島には、ドングリの木として、アマミアラカシ、オキナワウラジロガシ、ウラジロガシ、マテバシイ、ウバメガシ、イタジイの6種類の在来種が生育しています。一方で、沖縄に長年住んでいて「沖縄にドングリ(の木)があるの?」と驚く方と時々お会いする事があります。

沖縄在来種のドングリ6種類

 

アマミアラカシ(沖縄本島中南部に自生する唯一のドングリの木)

ドングリの木は建築材料になる他、実のドングリはイノシシやネズミなどの動物のエサになり、また、遺跡などで確認できる先史時代から人間の食用とされてきた形跡もあり、有用樹として生態系の中でも重要な存在として位置しています。

しかし、先の戦争による焼失、土地開発や建材利用による伐採等により、沖縄のドングリの木も数を減らし、現在は、森林や御嶽林といった限られた場所でしか見かけなくなりました。ちなみに、林政に関わった蔡温の時代(18世紀前半)において、すでに森林の荒廃と木材不足が問題だったようです。

そこで、弊社では、沖縄在来種6種類のドングリの木を育てる、販売、普及啓発などを通して、人々の近くに多く生育できる環境づくりに役立てる活動を行いたいと考えています。特に、かつて沖縄本島中南部によく見られたアマミアラカシを多く育てて、広げたいと思っています。いずれ、沖縄在来種ドングリの木が生育する場所「沖縄ドングリ園」を設け、市民が気軽にふれあえる場所の提供ができる日を夢みています。

沖縄在来種ドングリの苗木の販売も行っています!!

・2024年7月1日現在、アマミアラカシ(7号鉢、150cm以上)を数多くそろえています。
・北中城村屋宜原ヤードにはアマミアラカシ、宜野湾市愛知ヤードには主にアマミアラカシ以外のドングリの苗(オキナワウラジロガシ、ウラジロガシ、マテバシイ、ウバメガシ、イタジイ)を育てています。
・沖縄在来種以外にも、本土産のアカガシ、アラカシ、イチイガシ、クヌギ、クリの仲間、コナラ、シラカシ、シリブカガシ、ツクバネガシ、ツブラジイ、ミズナラなどを実験的に育てています。

北中城村屋宜原ヤード 2024年6月28日
宜野湾市愛知ヤード 2024年7月8日

各ヤードには常駐の職員はおりません。
まずは、お気軽にご連絡ください。